南校舎・北校舎そして中校舎に囲まれた中庭は「仲良し広場」と呼ばれ、休み時間になると、にぎやかな声がこだまします。中央には大きな池があり、こいがゆったりと泳いでいたり、時には亀が水面に浮いてきたりしています。
またこの池の形は一見平凡な円形ですが、実は神照寺に伝わる国宝華籠(けこ)を形取っているのです。
正面玄関を入るとすぐに目に付くのは正面の壁に描かれた焼き物の「絵」です。校舎新築時の校長先生が信楽の人にたのんで作ってもらったそうです。絵は竹生島と琵琶湖の細波とそして一貫斎が発見した太陽の黒点を表したものということです。